神戸牛の歴史

神戸牛の正式な品種名は但馬牛といいます。ここでは、但馬牛の歴史について紹介します。

古来から高く評価されていた但馬牛

兵庫県北部の但馬という地域では、農業の労働力として、また食肉用として古代から牛の生産が行われていました。小型ながら馬力があり元々人気の品種でしたが、前田周助という男性が18世紀~19世紀に但馬牛の優れた血統集団を生み出し、知名度向上に貢献しました。

明治時代に牛肉食が広まるとともに、味の面でも但馬牛に注目が集まりました。明治には品種改良のため但馬牛と外国品種の交雑などが行われ、一時期純血種が滅亡寸前となる事態にもなりました。また外国種と交雑した牛は味が低下し、品種改良は断念されたということです。

現在の但馬牛は、明治以降に奇跡的に集落で見つかった純血種の血をついでいます。